第3節 3園の年間行事

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入園式
期待と不安の入園式 期待と不安で一杯の新入園児の子ども達、新しい制服に身を包み、胸には“おめでとう”の花、嬉しさ一杯である。式が始まると、名前を呼ばれ、元気よく、「ハイ」と返事が返って来る。とても新鮮である。建学の精神「真心・努力・奉仕・感謝」の4つの柱を大切にして、明るく、笑顔一杯の子ども達に育って欲しいと願う。

温水プール
園内水泳大会
温水プールは、毎年5月の第3週から開始される。
プールの大きさ、幅4メートル、長さ10メートル、深さ1.2メートルの温水プールである。全員がどれだけ泳げるかということよりも、体力の増進を図り、自主性を強化することを目標に、年齢に応じたカリキュラムで行っている。
水に入りたがらない子も、少しずつ水に興味を持つように工夫し、水遊びを中心に行っている。温水プールは子ども達も大好きである。
年に一度、園内水泳大会を行い、子ども達全員にメダルなどを準備して、励ましている。

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保育参観
保育参観
3幼稚園では、年に3回の保育参観を、6月、9月、1月に行っている。さらに7月の終わりには、年1回の個別懇談を行っている。
保育内容は、5領域のカリキュラムに従って、学年に合ったユニークな保育内容になっており、保護者の方に子ども達の成長した姿を見て頂くことが出来る。
保育参観後は、教育後援会主催のバザーが開催され、収益は子ども達のために大切に使われている。

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さつまいも苗植
子ども農園
さつまいも苗植は、子ども達が、数多くの農作物に触れることによって、作物の収穫の喜びや、植物を育てる優しい心を育むことを目的として行っている。
6月には、苗植を、年長の子ども達と一緒に実施し、7月、8月、9月には、水やりや草取りを行う。
そして10月には、とてもおいしい芋を、全学年で収穫する。他に玉ねぎや、じゃが芋など、1年ごとに、作付けを変えて、体験をしている。子ども農園は、安城市8左に所在していたが、平成元年には、短期大学幼児教育科桜井グラウンド内に移転した。

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七夕子ども会
プラネタリウムの見学
7月7日は七夕、中国の七夕伝説に由来する行事である。日本では江戸時代より民間でも広く行われるようになった。七夕は、文字の上達、はた織り、裁縫など技術の上達をお星様にお願いする。短冊などに願い事を書いて、笹飾りをしたり、旬の野菜などをお供えする。
七夕子ども会では、合奏、劇、踊りなどを楽しみ、ともに七夕祭を祝う。また、それのみでなく、安城市文化センターのプラネタリウムを見学し、織姫様やひこ星様で代表される、夏の星座をはじめ、4季折々の星座を観察するチャンスも作っている。

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サマーキャンプ
年長児が、1晩両親と離れ、幼稚園に泊まって、キャンプ生活を体験する。
両親や家族の有難さを知るとともに、規律正しい生活習慣、自主性、協調性等を身につけることなどを目的に実施している。

盆踊り
参加者をグループごとに分け、グループ単位で行動し、集団ゲームや造形あそび、野外炊飯、盆踊りなど、普段体験出来ないことを経験することによって、消極的な子も、積極的になれるきっかけを作っている。

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七夕鼓笛パレード
日本三大七夕祭のひとつ、安城七夕祭は、毎年8月第1週に開催される。

パレードに参加
幼稚園では、「ちびっ子鼓笛パレード」として、協賛、参加している。
年長児全員が、各パートに分かれ、暑さにも負けず、精一杯練習してきたその成果を発揮する。全員が心をひとつにして演奏する子ども達の姿は、ひとつのことを成し遂げた自信、満足感、喜び等で、満ち溢れている。

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秋の大運動会
楽しい親子ゲーム
秋晴れのもと、親子が一緒になって行う運動会は、園行事の中でも大きなイベントのひとつである。
プログラムは、日頃の保育の成果を公開し、理解してもらうと同時に、子どもの活動を中心として、みんなで楽しむことを目的としている。プログラムは、各年齢に応じて、意欲を持って参加出来るように考えてある。
子どもを中心に行う競技や踊り、鼓笛、親子ゲームなど。これらを通して、友達と力を合わせ、ひとつのことをやり遂げる喜びや、“やれば出来る”という自信、そして努力する尊さを身につける。子どもと接することが少なくなっている親にとっても、楽しい一日である。

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園外保育
子ども達が、4季折々の自然や動植物に親しむと同時に、社会生活のルールや、社会の事象に興味関心を示し、集団行動がとれるようになることを目的に、年間を通じて、数々の園外保育を行っている。
矢作川堤防に、つくし取りや、たんぽぽ摘みに出かけたり、安城公園、碧南水族館、八ツ面山などに出かける。

親子遠足
親子遠足として、南知多ビーチランドに行き、伸び伸びと元気一杯、親子で楽しい一日を過ごす。
年長児は社会見学として、トヨタ会館を見学し、未来の車を見て、歓声があがる。21世紀の車は、どんなのかなと思いが拡がる。

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七五三
自分で作った千歳飴
3歳、5歳、7歳は、子どもの成長期のひとつの節目である。七五三は、その時を健やかに、無事に過ごすことを喜び、お宮様にお詣りし、お祝いをする儀式である。
幼稚園では、各園それぞれの近くの神社に、全員でお詣りをする。
子ども達は、自分たちで作った千歳飴袋を持ち、「良い子になりますように」と、可愛い手で、1揖、1礼、2拝、2拍手、1礼、1揖と、お詣りをする。

もちつき大会
おいしいきなこもち
白い米はとても貴重な食べ物であるが、昔の人達は、白いおもちを食べたくても、食べることの出来ない年末を迎えていた。
もちつき大会では、今では、こんなにたくさんの純白に輝いたおもちを誰でも食べることが出来る嬉しさを、感謝の気持ちを持って、子ども達に知らせている。
子ども達は、各クラスでお面を作り、ハッピを着、小さなきねを持ち、もちつきに参加している。ついた後は、きなこもちにして頂いている。新聞にもしばしば掲載されている。
また、普段から大変お世話になっている市役所、警察署、消防署などへ持参し、子ども達に、みんなのために働いて下さっている人々に対し、感謝することの大切さを伝えている。

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クリスマス子ども会
サンタさん来園
クリスマスには、市からサンタクロースに扮した市長さんが来園される。子ども達はサンタさんからプレゼントを頂き、楽しい一日を過ごす。
また、各クラスは、踊りや劇、合奏を披露したり、クリスマスカードや、クリスマスツリーの製作を行う。ケーキづくりでは、教育後援会の役員さんにもお手伝いして頂き、子ども達は、ケーキにデコレーションをして頂くのが楽しみである。

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豆まき
豆まきは、子ども達の心の中に住んでいる悪い鬼(悪い心)を追い出して、良い鬼(良い心)を育てたいという目的で行っている。教師が悪い鬼に扮し、子ども達は保育のなかで、自分たちの作った手づくりの福の神のお面をかぶり、豆を鬼に向かって投げつける。「鬼は外」「福は内」と、遊戯室の中は、大きな掛け声で一杯になる。鬼は、子ども達の元気な掛け声に驚き、早々に逃げ出す。
その後、教師の手づくりによる寸劇を楽しみ、保育室にて、年の数だけ甘納豆を頂き、良い子になりますようにと祈る。

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生活発表会
大きな舞台で
1年間の保育の中で、子ども達が成長して来た姿のしめくくりとして、父母や家族の方々、お友達に、見て頂く会である。
発表会は、演ずる子ども達が、まず楽しむことが大切で、同時に、人に見せる喜びを味わうことも、良い経験になる。
そのためにどんな工夫をしたら見る人達にも楽しいと感じてもらえるか考え、小道具や衣装についても、いろいろと発想を豊かにし、ユニークな舞台装置を作る。
歌、踊り、劇、器楽合奏など、子ども達が意欲的に取り組むことが出来るように工夫して行っている。

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ひなまつり子ども会
節句のお祝い
3月3日は、女の子の節句である。周りの草や木が緑の芽を吹き、春を感じられるようになってきて、閉じ込められた冬から、待ち望んだ春を迎える祭である。
幼稚園では、5段飾りのおひなさまを遊戯室に飾り、子ども達が日頃ならった歌や踊りを、みんなの前で発表し、お祝いをする。その後、白酒の代わりに、カルピス、ひなあられを頂く。

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お別れ会
お別れ会は、「卒園する年長さん、1年生おめでとう。時々、幼稚園にも遊びに来てね。僕たちも今の年長さんのように、優しい年長さんになりたいなー」と、心から祝って、年長さんを送り出すお別れ会である。
日頃、無学年保育を実施しているため、3歳、4歳、5歳と縦のつながりもしっかりと出来ている。

心をこめてありがとう
年少、年中のお友達の出し物に、大きな拍手を送る年長さん。手づくりのプレゼントを、「お兄さん、お姉さん、ありがとう」と、手渡す姿は、感動もひとしおで、教師も胸が一杯になる。

卒園式
園生活のしめくくりは、卒園式である。
2年間、3年間と幼稚園に通い、楽しかった幼稚園生活も、この日でお別れである。
一人ひとりが壇上に上がり、園長先生から修了証書を頂く時の「ありがとう」の声が、とても大きく感じられる。

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“皆勤賞、精勤賞、裸ん坊大賞”と、お休みしないで登園した子、裸ん坊で頑張った子、全員がとても良い顔をしている。
子ども達は、「たくさんの人達にお世話になって、心も身体もこんなに立派に成長しました。こんなに大きく育てて頂いたお父さん、お母さん、先生方、本当にありがとう」と言っているようである。たくさんの来賓の方々のお祝いも頂く。
子ども達は小学校1年生への期待で、胸が一杯である。
“頑張れ、未来の夢に向かって!”

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