第3節 教育にイノベーションを

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(1)施設設備

【クラブハウス建て替え】

昭和58年(1982)7月に竣工された城南グラウンドのクラブハウスが39年を経過した。110周年の記念事業として建て替えを計画し、令和4年(2022)6月の完成を目指す。

【校舎】

平成3年(1991)7月に本館、平成11年(1999)7月に南館、平成12年(2000)7月に西館がそれぞれ完成した。また、平成10年(1998)9月には体育館の全面改修が完了した。本館校舎は、既に31年が経過、「魅力のある学校」であるための校舎や施設を検討する必要がある。

(2)普通科におけるコース制と商業科(ビッグプロジェクト)及び教科セミナー

平成20年(2008)に始まった「こども教育・芸術」をコースとした普通科「コース制教育課程」は、平成24年(2012)に「文理Ⅰクラス」がスタートしたことで現在のコース制が完成した。平成29年(2017)より、そのコース制の課題とともに、令和4年度(2022)からの新しい学習指導要領実施に向けてのコース制と新カリキュラムへの検討を正式に開始した。平成31年(2019)からは、新学習指導要領による「総合的な探究の時間」の先行実施を行った。令和2年(2020)から最終的な新カリキュラムを検討し、新カリキュラムが完成した。

商業科では、平成24年(2012)から、1年次にインターンシップ体験学習を中心とした「BIGプロジェクト」が始まった。

本校の学校5日制実施と並行して始まった教科セミナーは、平成24年(2012)からの10年間も国語科・理科・地歴公民科によって計画・実施されている。地歴・公民科の教科セミナーは、2011年の東日本大震災に伴い、翌年の平成24年(2012)より「東北セミナー」として、ボランティアとともに東北から学ぶ企画を立て、平成27年(2015)までの4年実施した。

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(3)ICT教育およびロイロノート・Classi・スタディーサプリの導入

【iPad】

① 教員用iPad

教員用iPadは平成24年(2012)に専任教諭に配布。Dropboxでの会議資料共有で会議がペーパーレスになる。令和2年(2020)iPadAirを配布。全教員が所有する。

② 生徒用iPad

生徒用iPadは平成27年(2015)~28年(2016)にかけて共有で使用するiPadを80台購入。平成29年(2017)には坂田前校長より40台寄付していただき合計120台となった。更に、平成31年(2019)には卒業記念品として8台が贈呈された。

令和2年(2020)には新型コロナウイルスの影響により、一人1台のタブレットの導入議論が進展。生徒用のタブレットはKDDI株式会社と契約し、iPad第8世代に決まり、令和3年(2021)に入学した1年生から一人1台のiPadが導入された。

【Wi-Fi整備】

平成24年(2012)~25年(2013)、各フロアごとにアクセスポイントを計16台廊下に設置。平成28年(2016)本館各フロアに10台、令和元年(2019)には南館に6台アクセスポイントを増設した。

令和2年(2020)、GIGAスクール構想が加速。校内のWi−Fi設備を刷新することになり、株式会社内田洋行と契約。全館、全フロアにアクセスポイントWi−Fi6が実現した。

【生徒に対するプラットホーム】

① ロイロノート

平成27年(2015)、一部教員が演習授業でプレゼンテーションツールとして試験的に導入。平成28年(2016)に入学する1年生からロイロノートのIDを配布し、平成30年(2018)には全生徒が使用するようになった。

② Classi

Classiは平成29年(2017)に1年生に導入。令和元年(2019)には全生徒が使用できるようになった。新しいサービスへの移行で令和2年(2020)に利用を停止した。

③ Google Workspace

Google Workspaceは,令和2年(2020)の新型コロナウイルスによる休校期間中に、G-Suite(現Google Workspace)を生徒への連絡手段として設定しアカウントを全生徒に配布した。ClassroomやMeetなどは休校中にも大いに活用された。

④ スタディサプリ

スタディサプリは令和3年(2021)に生徒一人1台のタブレット導入に伴い、学習支援教材として導入した。保護者連絡機能も追加され、多様な活用が可能となった。

(4)相談係・スクールカウンセリングから見た生徒実態の変化とその対応

【生徒実態に関する考察】

ここ数年の生徒実態の特徴として、かつての非行(暴力・飲酒喫煙・触法行為)ではなく、不登校・発達障害・愚行が増加している。価値観の多様化する社会ともリンクする中で、学校としてどのように対応していくべきか、近年多くなってきた事象について現場の立場から考察する。

① 不登校:かつての不登校では、家庭環境や生活実態の苦しさからの逃避が多くみられた。対話の中で変化の手応えがあり、何らかの好転反応が見られた。しかし、最近は本人との会話自体が困難であったり、不登校であることを他者との関係性の悪化(一方的に相手が悪い)としたりするケースが増えている。特に後者の場合、保護者も同様に考えることが多く、担任が対応に苦慮する場合も多い。

② 発達障害:不登校や学習不振の遠因となる場合が多く、小さい頃に診断を受け、適応学習を重ねてきている生徒と、思春期になり自我が芽生える中で不調を訴える生徒がいる。近年は適切な診断がされ、治療をしていけば社会での十分な対応が可能な場合がある。しかし、保護者の無理解や拒絶によってそれが叶わないケースもあり、対応に苦慮するところである。

③ 愚行:善悪の判断基準、想像力の欠如により、愚行が増えている。いたずらで椅子を引き相手にケガをさせる、クラスの生徒のものを借りたまま返さない、SNSでの安易な書き込みなどもこれに該当する。「皆やっている」という返答を繰り返し、トラブルが絶えない場合も多い。SNSでは24時間で消える「ストーリー」の機能を使い「いずれ消えるから大丈夫だと思った」「ストーリーをスクショ(画像保存)するなんて考えられない」と言いながら「死ね」「キモイ」「ウザイ」などのネガティブワードを書く。本人に話を聞いてもおよそそんな攻撃的な生徒ではないケースもあり、戸惑うことが多い。

【生徒対応について】

本校における基本的な生徒対応に流れについては以下の通り。

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ア 検討会の持ち方

①カウンセラーの先生方からカウンセリングの進行状況やアドバイスを受ける。

②各学年での問題行動、心配な事案について報告をする。

③学年会での対応について各学年担当者、相談係、保健室を交えて協議し、具体的な方策を考える。

④外部での学習会などに参加した場合については、情報共有を行う。

イ 教員向け学習会

各定期試験中の月・木曜日の午後に実施。先生方に参加を呼びかける。特に新任教諭には、各学年担当から必ず声をかけ、「新任研修」を兼ねて参加を促している。学習会には時勢に即したテーマを考えることを心がけている。参加された先生方には感想を書いていただき、その感想も職場へ還元している。

令和3年度(2021)の学習会テーマと参加者数は以下の通り。

・新しく始まるとはどういうことか?~生徒も先生も~コロナ禍の学校生活~ 16名

・アンガーマネジメント~怒りもエネルギー~ 14名

・早期発見、早期対応ってなあに?~『困り感』の見極め方~ 9名

・2学期を振り返る~「個人的になった価値観」を考える~ 10名

・「事例検討~3年間を振り返って~」~生徒対応の現状と課題~(仮)

生徒や保護者に対する見方や対応の仕方などについて、先生同士が交流していくことで理解が深まり、次に生かせる対応になったりすることが多い。今後も継続していきたい取り組みである。

ウ 今後の課題

外部での公立高校を交えた学習会や交流会などでは「SSW(スクールソーシャルワーカー)」のサポートが行われているという報告がある。SSWは、教育分野に加えて社会福祉に関する専門知識を有し、虐待などの事案で、家庭や学校、行政や警察などと連携を担当する特別職である。今後増加するであろう特殊な重要案件についての相談などに乗ってもらうためにも導入を検討する必要がある。

また、以前よりは受診のハードルが下がっている心療内科や精神科などとも連携を取り、医療サポートの必要な生徒については速やかに繋げる連携も模索すると同時に、保護者へのサポート(講演会、学習会なども含む)も考えていく必然性を感じている。

(5)新型コロナウイルス感染予防対策と学校運営(中間報告)

令和2年(2020)1月15日、日本で最初の新型コロナウイルス感染者が報告されて以降、学校運営は学校行事の調整に追われる日々を送ることになった。そして、その予防は学校運営における重点課題となった。基本的感染予防(手洗い、手指消毒、3密回避、マスクの着用、ソーシャルディスタンスなど)に関する啓発・注意喚起はホームルーム・クラブ活動においてことあるごとに行われた。保健室は全教室への手指消毒液、清掃用次亜塩素酸水(人体への影響が話題となり、令和2年(2020)6月からはアルコール消毒液に変更)の配置を急いだ。

食堂については休校明けで学校が再開した令和2年(2020)6月1日以降、令和3年(2021)9月31日までの期間、曜日ごとに学年を指定し座席数を減らし、メニュー限定で営業した。

【高校生を対象にしたコロナワクチン接種事業の取り組み】

令和3年(2021)の夏休み明けに、愛知県の新規事業として接種を希望する高校生への新型コロナワクチン接種促進事業が行われた。学校近隣の基幹的病院(安城更生病院)へのバス等移動手段費用を補助し、生徒の安全・安心な学びを保障するための取り組みである。本校では保健室が中心となり希望者の集約、事前指導を実施し、140名が安城更生病院で2回の接種を実施した。

【中止となった主な学校行事】

中高連絡会(令和3年度)、体育祭,学園報告討論集会、PTA一日研修(令和2年度)、広島セミナー、8月実施学校見学会(令和3年度)、海外語学研修、東日本に学ぶプロジェクト(令和2年度)

【内容を変更して実施した主な学校行事】

卒業式・入学式:生徒のみ体育館参列、保護者は教室でテレビ放送。終業式・始業式:テレビ放送で実施。健康診断:従来行なっていた西館から体育館に変えて実施。宿泊をやめ学内で実施(フレッシュマンキャンプ・学年リーダーズキャンプ・生徒会合宿)

【3年連続の修学旅行中止】

令和2年(2020)、国内感染の拡大で、修学旅行は関係機関と連絡を密にとり、実施の可否を検討した。2月7日シンガポール保健省が感染警戒レベルを上から2番目の水準に引き上げたとの報道を受け、シンガポールコースの中止を決定。代替案「広島・大阪・神戸」コース設定とになり急遽下見を実施し、対象生徒への説明会を実施した。しかし、2月27日に、政府から全国の小中高等学校に臨時休校要請が出され、修学旅行全5コースを中止することとなった。

翌年の修学旅行も1月13日に4都県に加え愛知を含む7府県にも緊急事態宣言が発出されたため、2年連続で修学旅行は中止となった。この学年は6月に予定されていた体育祭も中止となり、生徒たちから出された「思い出作りの機会を作ってほしい。」との声を受け、担任会の計画で7月にナガシマスパーランドへの遠足を実施した。また、中止決定がキャンセル料の掛かる段階であったが令和2年度(2020)は国の学校保健特別事業費(修学旅行キャンセル料支援事業)、令和3年度(2021)は愛知県私立学校修学旅行取消料支援事業の補助対象になり保護者負担が大幅に削減された。

そして、令和4年(2022)も、感染力の強いオミクロン株への置き換わりが進む中、1月には感染者が急激に増加し始めた。1月下旬には愛知県を含む34都道府県にまん延防止等特別措置法が適用されるなど、その終息は見通せず、厳しい状況が続いた。このような状況を踏まえ修学旅行実施予定日の40日前にあたる1月28日、運営委員会において中止を決定することとなった。

【教育活動を止めない様々な取り組み】

令和2年(2020)2月27日、政府が全国小中高校に臨時休校を要請したことを受け、本校は第5回定期試験が終了した翌週3月2日(月)より臨時休校の措置をとることになった。その後4月10日には愛知県緊急事態措置が発出され、休校措置は6月1日の学校再開まで3か月に及んだ。そのような中、教育活動を止めないための実験的な取り組みが教科、クラブ活動を通して意欲的に行われた。

数学科、国語科、英語科などでは選択授業や一部コースにおいてZoomを利用したリモート授業を実施。繰り返し聴取できる古典の学習方法や英文法を解説する動画は、生徒の自学の習慣を高める上でも有効であった。この間、オンラインミーティングスシステムは学習指導だけでなく進路指導やホームルーム活動においても幅広く利用された。更に休校でまとまった練習ができなくなった部活動では、自主練習の様子を動画で送り顧問から指導を受けたり、インターハイが中止になりモチベーションが下がった生徒達を励ますクラブ交流のツールとしても幅広く活用されたりしていた。なかでも吹奏楽部が取り組んだ部員90人と星野源さんとのリモートによるコラボ演奏はテレビ朝日の番組「ミュージックステーション」で取り上げられ大きな反響を呼んだ。

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【学園祭クラス企画へのこだわり】

この2年間は多くの学校行事が中止となった。体育祭、海外語学研修、国語科主催広島セミナー、夏期学習合宿、東日本に学ぶプロジェクトなどである。新入生オリエンテーションキャンプ(FC)は内容を圧縮し宿泊を伴わない学内での実施となった。

そんな中、様々な感染予防策を講じ学園祭を実施できたことは本校の学園祭の教育的な位置付けの高さを示すものとなった。本校の学園祭は1クラス1企画をその伝統として取り組まれてきた。各クラスが企画立案から準備、当日の運営に協力して取り組む。クラス企画は生徒集団が成長するための大切な課外活動と位置付けられている。コロナ禍において、学園祭を中止した学校が少なくなかった中、クラブによる模擬店など一部企画を中止や変更したものの、感染予防の徹底を図りながら学園祭を実施できたことは生徒、教員の学園祭に対するこだわりであり、その伝統が継続できたことには大きな意義があった。

(6)英語コースの10年

ア 安城学園の英語教育について ~英語コースの取り組みからの考察~ 

① 「実用英語」や「英語演習」、「ライティング」にみえる4技能養成の授業設計

英語コースの特徴は特設科目である「実用英語」や「英語演習」、「ライティング」にある。実用英語はその名の通り、実用英語技能検定の対策の授業として始まったが、検定試験対策だけではなく、自分の関心ごとを調査し発表する活動も取り入れている。英語演習では、英語でのディベートやディスカッションができるように英語の特徴的な表現方法の養成にも力を入れている。ライティングは3年次に2コマあり、3年間の集大成として、英語で様々な社会的な話題について自分の意見をもち、表現できることを目標にしている。

これらの授業はすべてALT(Assistant Language Teacher)の先生が2名ついているため、生徒たちは留学さながらの緊張感をもって英語の学習に没頭している。入学時は英語を話したり書いたりすることに自信がなかった生徒も次第に英語を使えるようになってくる。英検3級レベルで入学した生徒たちが2級合格まで到達できるのは、ALTの先生が作り出す雰囲気に動機づけされることも大きい。

② オンライン英会話の導入

平成29年(2017)、冬休みのセブ島留学に参加した生徒を中心に、スカイプを使用したオンラインレッスンを初めて実施した。本校が所有するiPadを授業で使用しながら手探りで始めた。初年度は年間3回のみのトライアルだったが、翌平成30年(2018)は年間7回の実施に拡大した。ネットワークの関係もあり、うまくいくときばかりではなかったものの、令和元年(2019)と令和2年(2020)には年間20回実施することができた。そして令和3年(2021)、新入生が一人1台iPadを所有することをきっかけに、新たなオンライン英会話の会社と契約し、毎日レッスンができるプランを始めることになった。

コロナ禍において、海外とのつながりが希薄になりつつあったが、どこにいても海外と一瞬で繋がれるようになったのは革新的なことだったといえる。英語を学ぶ授業から、英語で何かを学ぶ授業に変容した。

③ 安城学園英語科の自学システム構築 ~anjo.moo.jpの現在~

平成26年(2014)にanjo.moo.jpの前身となるサイトが立ち上がり、当時は英検の単語学習程度の学習支援サイトだったが、2021年度現在は、英検の4技能を始め、英検レベル別診断、TOEIC、発音指導、文法学習など多種多様な英語学習が展開できるサイトへと成長した。今後も多くのアップデートを計画しており、まさに安城学園が目指す自学共学システムと言える。(参考:anjo.moo.jp)

イ 英検について 

① 安城学園高校1~3年生 全体の数【表1】

② ①の資料から2018年入学の英語コース(24名)3年間を抜粋したもの【表2】

③ ①の資料から2021年入学の英語コース(31名)の第1・2回英検結果を抜粋したもの【表3】

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ウ 留学について 

① 夏季オーストラリア・ホームステイ語学研修

過去10年未実施(希望者数が少なかった)。

② 冬季ロンドン・クリスマスホームステイ研修

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③ 留学生受け入れについて

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エ 海外留学に飛び立つ生徒たち

この10年間で、語学研修に参加する生徒の数は減少し、実施不可能が続いた一方で、長期留学を目指す生徒は一定数おり、毎年必ず1人か2人は留学していた。目的地はアメリカ合衆国が多いが、カナダ、ニュージーランドも人気で、どの生徒も実力をつけて帰国した。

コロナ禍以前の傾向としては、北米、オセアニアに加えて韓国を検討する生徒が増えてきていた。コロナパンデミック直前の2019年度の2020年1月からカナダ留学に行った生徒以降、留学については難しい状況が続いている。この生徒はカナダ入国後すぐにロックダウンになり、ほぼオンライン授業で留学生活を終えた。しかし、少ない登校日を利用し、現地に友人を作り、将来の進路に関して刺激を受け、自信をつけて帰国した。以下、年度ごとの海外留学者の数を載せた。

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(7)こども教育・芸術コースの10年

カリキュラムの変遷

平成23年(2011)まで

特徴的な点は選択④が3単位であり、月曜4~6限の通しで行われた。選択⑥⑦洋画または日本画では単位分確保し、美術科のある学校のカリキュラムに迫る。

平成24年(2012)

特徴的な点は全体の呼称を簡略化。そして学習時間確保の観点から選択⑦の廃止。選択④に保育の追加。

平成25年(2013)

特徴的な点は選択④が2単位に減。

平成23年(2011)から平成25年(2013)の移行期間において様々な議論を交わし、現在のカリキュラムに至る。音楽・美術の特徴を押し出すことと、学習時間の確保のバランス。また系列校を意識した保育授業の導入。

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授業の成果

芸術科では音楽・美術の教育活動を通じて実技向上を目指し、芸術系進路に対応している。また地域貢献および生徒募集につなげるため美術・音楽それぞれが発表の場を設けて努力している。美術は彩雲展、音楽はウィンターコンサートである。

〈彩雲展〉

洋画、日本画選択者のための発表の場をつくる。3年間の卒業制作的な意味を持たせる。平成13年(2001)より開催。当初は安城市文化センターにて開催していたが、アンフォーレの開業後はそちらでの開催に変更。また授業作品だけでなく美術部部活動の作品も展示するなど、年に複数回開催に変更。現在2021年度において通算20回開催。

〈ウィンターコンサート〉

オーケストラ選択者および合唱選択者のための発表の場をつくる。美術、保育科目選択の生徒は演奏会を鑑賞する。安城市民会館サルビアホールにて開催。

平成28年(2016)夢のさなか、平成29年(2017)夢のさなか+独自開催、

平成30年(2018)開催、令和元年(2019)開催、令和3年(2021)開催。

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