第4節 普通科コース教育課程の移行

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平成21年(2009)3月、新学習指導要領の公示を受け、平成24年度(数学および理科の先行実施)、平成25年度(全面実施)の教育課程改訂にむけて平成22年度から検討をスタートさせた。
文部科学省から出された教育内容の改善事項は次のようなものであった。

①言語活動の充実、②理数教育の充実、③伝統や文化に関する教育の充実、④道徳教育の充実、⑤体験活動の充実、⑥外国語教育の充実、⑦職業に関する教科・科目の改善。

平成24年度(2012)、平成25年度教育課程は文部科学省の公示を受けて見直しの検討に入った。平成24年度教育課程の論議を先にして、次に平成25年度教育課程の論議をすることにした。平成24年度教育課程については平成23年6月までに最終的にまとめることを確認した。
坂田校長からは〝次の100年にむけて安城学園らしい、しかも未来に誇れるような教育課程づくり〟〝将来にわたって募集の安定につながり、建学の精神を全面にだした教育課程づくり〟という方針が示された。キーワードとして出されたのは「考えること」「表現すること」「自学」、学力観としては「基礎学力」「基本的学力」に加えて「PISA型学力」「社会人基礎力」、教科配置では「英語教育」「芸術教育」「総合学習」の重視、検討の視点として、①建学の精神と教育課程、②目玉科目・特色科目の設定、③キャリア教育、④学力観(PISA型学力)、⑤高大連携の5項目が提示された。
さまざまな検討を経てまとまった平成24年度、平成25年度教育課程の柱は以下のものになった。

①普通科の「文理系」「英語系」「こども教育・芸術系」のコースは継続する。
②普通科文理系の1年生に「国公立難関私大クラス」を「文理Ⅰクラス」として1クラス設置する。
③普通科各コースの選択科目を減らし、コース必修科目を多くしてコースの特徴を明確にした。
④普通科各コースで英語の単位数を増やし、英語教育の重視を明確にした。
⑤普通科芸術教科単位数を今までと同様3単位とする。
⑥商業科の専門科目充実のために2単位増とする。
⑦商業科にインターンシップ制度を導入する。

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