第1節 私たちの仕事はまちづくり 響き合う学校

※しおりを追加すると、このページがしおりページに保存されます

「私たちの仕事はまちづくり 響き合う学校」をめざした取り組みは、平成14年(2002)から平成23年(2011)の10年間でさまざまなかたちで展開をした。
平成3年(1991)から開講された「土曜講座」はこの10年間、毎年1,500名から2,000名を超える人が参加し、学校とまちをつなぐ舞台になっている(年8回)。講座が開催される土曜日は受講した市民・保護者・生徒がカフェテリア(食堂)に集まり、昼食を楽しむ風景が定着している。平成23年度からは安城市内の「NPO法人安城まちの学校」と提携して「新土曜講座」をスタートさせ、幼稚園児や小学生が親子で参加できる企画を重視した。これによりあらたな講師やあらたな参加層の拡大につながっている。

画像クリック/タップで拡大

毎年10月の第4土曜日に中央商店街で開催される「安城サンクスフェスティバル」は平成23年度で第14回を数え、多数の市民が参加する地域の祭りとして定着している。生徒会・学園祭実行委員を中心にして準備段階から教員・生徒が関わり、本校にとって「安城七夕まつり」と並ぶ大きな地域連携行事になっている。
8月の安城七夕まつりには、1年生全クラスでくす玉をつくり参加している。2年生と学園祭実行委員による「アーチづくり」、市民と保護者は「花車の飾り付け」で平成12年度から継続して参加している。平成23年度の参加者はくす玉づくり・アーチづくりで約1,000名の生徒、「花車の飾りつけ」で市民・父母が約70名、「舞台」への出演で約200名の生徒、案内・受付等の係で約70名の生徒が参加している。また、高校時代に地域連携行事を経験した卒業生も七夕祭りやサンクスフェスティバルに参加している。
防災関連では平成18年(2006)3月に安城市と「災害時における臨時避難所の提供に関する協定」を締結し、災害時の地元の城南町・花の木町・末広町の臨時避難所として学校施設を提供することが決定された。平成23年12月には本校の運動場のある城南町町内会の避難訓練に生徒会、インターアクトの部員が参加している。

目次
Copyright© 2023 学校法人安城学園. All Rights Reserved.