第4節 学生会の活動

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(1)学生委員会・学生部
役割と活動
家政学部の学生委員会と短期大学の学生部は、本学の学生が建学の精神の実践をめざし、健康的で快適な学生生活が送れるように、学生たちを指導し支援するだけでなく、キャンパス内外の環境整備を図ることを目的として活動している。
このような目的を達成するため業務の運営については、家政学部と短期大学の幼児教育科を除く4科が、岡崎キャンパスにあることと、学生生活の支援項目が共通していることより、学生委員会と学生部は合同で協議し活動している。

1、生活指導関係
 ①学生便覧の作成
 ②オリエンテーション
 ③学生証の発行
 ④学生の集会および広報・掲示指導
 ⑤学内および地域活動など学外活動の指導・支援
 ⑥学生の褒章および処分
 ⑦学生の補導
 ⑧学生生活の調査
 ⑨その他学生の生活指導に関すること

2、厚生関係
 ①育英会奨学金
 ②授業料の減免・分納・延期
 ③アルバイト・下宿の斡旋相談
 ④通学および学割証明書

岡崎・桜井キャンパスの学生会の活動は、大きく2つのイベントを中心に展開されてきた。ひとつは学泉祭であり、もうひとつは大阪と東京で行われるバスケットボール大会の決勝応援ツアーである。

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学泉祭は毎年40名前後の実行委員を中心にして、準備に1年間をかけて取り組んでいる。実行委員たちは地域とのかかわりを重視した横のつながりを念頭に、毎年さまざまなイベントに参加してきた。名古屋で行われる春の合同大学祭「アン・キャンパス・パラダイス」、夏の矢作商店街で行われる「盆踊り大会」、岡崎観光まつりにおける「5万石みこし」「安城サルビア秋祭り」などである。学生会では、これらのイベント参加を通して、学泉祭そのものの拡大と活性化に取り組んできた。

一方、バスケットボールの決勝応援ツアーは、西日本学生選手権大会、全日本学生選手権大会ともに毎年100名規模の応援団を結成して、選手と一丸となるような応援をしてきた。本学女子バスケットボール部もこの応援に応えるように、西日本では15年間連続で優勝し、通算優勝回数を33回とした。また全日本では、この10年間に9回の優勝を果たし、実に通算18回の全国優勝を遂げた。
その他の学生会活動として、平成8(1996)年から、全国私立短期大学体育大会に出場するためのツアーを企画してきた。この大会は本学生のみならず、家政学部の学生も応援やスタッフとして随行し、全国各地の旅行をともに楽しんできた。参加種目はバスケットボール、バレーボール、卓球、バドミントンなどである。12年からは、学生会主催のスポーツ大会を始めた。12年度は9月と2月の2回、13年度は6月と9月と2月の年3回を企画した。種目はバレーボール、卓球、バドミントン、ミニサッカー、バスケットボールなどである。また、100人1首大会とジャンボカルタ大会、アートコンテストもこれと並行して実施した。
女子バスケットボール部以外のクラブ、サークル活動については、女子のベースボールクラブと武道愛好会がそれぞれ全国大会に出場してきた。女子ベースボールクラブは全国大学女子軟式野球大会に7年連続で出場し、そのうち2回ベスト8となった。武道愛好会の大場久2子(服飾科卒業・家政学部生活文化コース編入)は、なぎなた競技で10年から4年連続して県大会で優勝し、全国大会にも4回出場した。また国民体育大会(国体)にも4年間出場して活躍した。

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