第9節 進路指導体制の強化と拡大した進路先

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本校の進学先は平成10年(1998)頃までは系列校である愛知学泉大学・愛知学泉短期大学が中心であった。毎年1年生を対象に4月に実施される入学アンケートの結果をみても本校を選んだ理由として「系列の大学・短大に魅力を感じた」と回答する生徒が約20パーセントを占めてきた。実際に90名~100名の生徒が毎年、系列短大・大学に進学した。一方、平成14年(2002)頃から生徒の進路希望が多様化しはじめ、それ以前は補習についても系列校への接続強化を目的にしたもの、あるいは基礎力養成を目的にしたものが中心であったが、それらの補習に加え、さまざまな進路目標に合わせた講座が開講されるようになる。その一つが看護学校、医療系への希望者の増加にともない理数系科目の実力養成補習を実施するようになったことである。また、平成20年(2008)のリーマンショック以降は採用状況がきびしくなり、就職希望者を対象にした国語・数学・社会を中心とした講座が早朝、放課後に実施されるようになった。
さらに、平成20年度のコース制導入では英語コースにおいて放課後、週2時間の7限目補習が開講された。この講座では実用英語検定2級以上の合格を目標に1・2年の英語コース在籍者全員を対象に学年オープンで3級・準2級・2級以上と3段階にクラス編成し指導している。また、二次試験対策にはAETを中心に個別指導を行うなど手厚い指導がなされている。

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