第4節 施設の充実

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桜井幼稚園の園舎全面改築
この間、桜井幼稚園と大学幼稚園では、園舎の全面的な改築が行われた。
平成19年(2007)、愛知学泉短期大学幼児教育学科の岡崎学舎移転に伴い、翌20年(2008)その跡地に新園舎が設立された。

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この新しい園舎の特徴は、子どもが思いきり遊べるように色々な工夫がされていることである。まず全面芝生の園庭である。これは愛知県内随一のものであり、春には4つ葉のクローバー探しやだんご虫集めに夢中になる子どもたちが見られる。夏には芝生の絨毯の上を裸足で転げまわる子どもたちやひんやりした井戸水で思いきり水遊びをする子どもたちの姿がある。真夏の炎天下でも照り返しがないため体感温度が実際より低く、熱中症とは程遠い快適な環境で子どもたちは遊ぶことができる。また、秋には、子どもたちは巨大カマキリや巨大コオロギ・巨大バッタを見つけては大騒ぎし、冬には園庭中を駆けまわってサッカー遊びに夢中になっている。
また、幼児期の遊びになくてはならない“土・水・泥”が桜井幼稚園には溢れている。園内には泥んこ池があり、全身泥まみれで眼だけが光った子どもの姿がある。その他、泥まみれになった体をシャワーで洗い流し、その後“すってんぱだか”で入る露天風呂、虹の出る保育室・保育室と園庭をつなぐ広い廊下・階上テラスなどがある。また、西棟にはプレイルーム・屋根裏部屋がありドイツ製の木のおもちゃや絵本が用意されている。

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大学幼稚園の園舎全面改築
平成20年の桜井幼稚園の改築に続いて、平成21年(2009)には、大学幼稚園の新園舎が完成した。創立以来43年ぶりの建て替え工事である。同じ敷地内での建て替え工事ということで、困難を極めたが様々な工夫の末に立派な園舎が完成した。
以前よりも園庭が20メートル程長くなり、全長65メートルもの広い園庭が完成した。また、一部2階建てだった教室を全て1階に下ろした事により、年少組の2階部分には全長30メートルの大遊戯室が出来あがった。外でも中でも思いきり走り回れる夢の空間の完成である。唯一、温水プールだけは以前の施設をそのまま利用している。

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