第2節 男女共学3年目以降の募集状況

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平成11年度(1999)の共学移行によって生徒募集は順調にいくと思われたが、翌平成15年度(2003)からの7年間は生徒募集できびしい状況を迎えることになった。平成15年度には複数の近隣高校で入試基準の変更があり、入学生492名、前年度よりマイナス132名と予想をはるかに超える大きな影響を受けた。また平成16年度(2004)から公立中学校の成績評価制度が相対評価から絶対評価に変更され、入学生486名で前年度マイナス6名となった。平成19年度(2007)から県公立高等学校入学試験複合選抜制度の群・グループ構成組み替えおよび1・2群共通校の設置での制度変更があり、入学生481名で、前年度マイナス36名の入学者となった。平成20年度(2008)は入学生460名、前年度よりマイナス21名の入学者、平成21年度(2009)は入学生406名、前年度よりマイナス54名ときびしい状況が続いた。
平成22年度(2010)から公立高校授業料不徴収による実質無償化制度がスタートし、さらにきびしい生徒募集環境が予想されたが、募集活動の努力、コース制度の導入、地域の応援もあり、入学生487名と前年度よりプラス81名の入学者となった。受験者も2,305名と平成16年度とほぼ同数に回復した。
平成23年度は入学生491名、受験生2,271名と前年とほぼ同数となり、平成24年度(2012)は入学生526名、受験生2,355名とこの10年間で2番目に多い入学者、受験者になった。
男子の入学生は共学元年(平成11年度)の89名からはじまり、平成18年度(2006)102名、そして平成19年度88名、平成20年度79名、平成21年度75名、平成22年度117名、平成23年度91名、平成24年度91名と、100名を超えることができなかった。男子入学生を100名台に安定的に維持することが次の10年に向けての大きな課題である。

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